琺瑯の製造プロセス

素地成型加工工程


素地金属をプレスや溶接などにより製品の形にする工程である。

前処理工程


素地成型品を脱脂、酸洗等で 表面処理する。

くすり掛け工程


珪石や長石などを原料として溶解した、ガラス(フリット)に粘土や調整剤と水を混ぜ、
粉砕してつくった琺瑯釉薬(くすり)を金属素地に塗布する工程 である。
たらし掛け、スプレー掛け等の方法がある。

焼成工程

品物を下釉、上釉、絵付けの順にその都度乾燥・焼成する。
焼成条件は800~850℃。

*一般社団法人日本琺瑯工業会 HP資料より引用